大相撲の関取と力士の違いは?呼び名だけではなく待遇も違う?

大相撲にはたくさんの力士がいますが、力士には他の呼び方もありますよね。例えば、〇〇関とよばれるように関取という呼び名もありますよね。

この力士と関取という呼び名にはどのような違いがあるのでしょうか?今回は呼び名の示す範囲や相撲協会での待遇などに関して紹介していきたいと思います。

正直、今までのブログ記事の中でも勘違いして使っていた部分がありますので、修正していかないといけないなと思いました。。

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大相撲における力士とは?

力士は「りきし」もしくは稀に「ちからひと」と呼ぶこともあり、相撲をする人間のことを指します。大相撲においては、どこかの相撲部屋に所属していて、本名ではなく四股名を持ち番付はどの番付でも関係なく大相撲に参加する選手を総称しています。

幕下以下の力士は細かく言うと力士養成員と呼ばれ、大相撲ではなくわんぱく相撲や大学・社会人のアマチュア相撲選手は四股名を持たないので厳密には力士ではありません。

江戸時代は藩と藩の間には関所があり、そこを通過するには通行手形と呼ばれるものが必要でした。今でいうと海外への出入国の時に身分を証明するパスポートみたいなものですね。

それが力士だけは必要なかったようです。理由は非常にシンプルで、力士はその体の大きさと筋肉質な体つきから他のものが変装することが困難とされたからです。何もせずに関所を通過できる唯一の存在だったようで、興味深いですよね。

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大相撲における関取とは?

現代の大相撲における関取(せきとり)は幕内や十両の力士のことを指しています。ちなみに「関取」という呼び名の由来は、名乗っただけで関所を通過できる。という先ほど書いた内容が由来になっているようですね。

具体的な階級としては、横綱、大関、関脇、小結、幕内、十両なので約70名くらいでしょうか。大相撲に所属する力士全体からするとかなり少ないし限られた存在です。

関取は十両以上なので、そこに上がるまでには非常に多くの力士を打ち破らなければいけないのですが、年少昇進記録の1位が17歳2ヶ月で貴花田光司(貴乃花)、2位が17歳9ヶ月で荻原寛(稀勢の里)なんですね。

貴乃花は暴力問題や親方引退などで何かと話題になりますし、稀勢の里は横綱になったのに怪我による休場続きで色々と話題になっています。1位2位がこのようになっているのは、若くして一人前になったことで何か影響があるのかな?と感じます。

力士と関取の待遇の違い

一人前になった関取とその他の力士(力士養成員)には非常に大きな違いがありますので、その違いについて順番に紹介していきたいと思います。

給料

まず初めに生きていく為に一番大事な給料です。他の記事でも触れていますが、幕下以下の力士には決まった給料はなく歩合のようなものです。

一方で、十両以上の関取になるとかなり大きな金額をもらうことができます。

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服装や廻し

服装や廻しに関しても違いがあります。大相撲をテレビで見ると、最初に西と東に分かれて土俵入りが行われますが、あの時に化粧廻しという図柄の入った廻しをつけられるのは関取だけです。

また、取り組みの時の廻しも関取とそれ以外では異なっており関取の本場所用は繻子(しゅす)製の廻しを付けますが、それ以外の力士や関取の稽古用は木綿の廻しで色が白です。

服装も関取は紋付き袴が許されますが、幕下以下はその階級によって身に着ける事が出来るものが変わります。

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本場所での対応

本場所では、土俵の下に座布団が用意されていますが、あれも十両以上になって初めて用意されます。ここは十両と幕内で差が付けられていて、十両は共用の座布団ですが、幕内力士はそれぞれ個人の座布団を使えます。

普段の服の上からであればどんな座布団でもいいかもしれませんが、廻しのみをつけて座るので確かに少し抵抗がある気がします。

また、貴景勝関のように座布団を使ったルーティーンがある力士は自分の座布団の方がよいですよね。

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また、本場所で大銀杏を結うことが許されているのも十両以上の身です。

部屋での対応

実はここが一番びっくりしたんですが、一度でも十両に上がれないと結婚が許されていないんですね。確かに給料がないので安定した生活を送るのは難しいのかもしれませんが。

十両以上に上がることを目指すのか、諦めて引退して他の仕事をするかの決断に迫られるきっかけになりそうな項目です。

また、基本的に力士は大部屋でみんなで生活するんですが、関取になると専用の個室が与えられることがあります。このあたりは漫画などで知っている方も多いかもしれませんね。

また関取以上になると相撲協会公式のイベント(本場所や巡業)で移動する際には、ビジネスクラスを使うことができるようです。ちなみにエコノミーに乗れない体の大きさの人はどうするんですかね?2席位使うのかな?

もう一つ大きな違いは、よく話題にものぼる付け人に関してです。これは関取以上になって初めて付け人を付ける事が出来ます。基本的には十両以上は付け人にはならないのですが、2018年秋場所で十両優勝した友風関は幕内の嘉風関の付け人を続けていたようですね。

まとめ

今回は、力士と関取の違いに関してそれぞれの特徴と待遇などの違いを見てきましたが、かなり大きな違いがあることがわかりました。

一度相撲界に入ったからには、しっかり関取に上がれるように、モチベーションを高められるような差がたくさんありますので、若い幕下以下の力士は頑張ってほしいですね。

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